西沢渓谷で水しぶきの中を歩く

西沢渓谷で水しぶきの中を歩く

 西沢渓谷は山梨県と埼玉県の県境にある一大渓谷です。車だと、中央道から石和温泉もしくは塩山の集落を通り、武田家ゆかりの恵林寺を通りそのまま雁坂道を延々と山の奥へと進んでいくと、道の駅みとみがありその先を左に曲がるとすぐに西沢渓谷の入口に到着します。新緑や紅葉の季節の休日ともなれば観光バスが沢山やってきて、渓谷のトレッキングコースは大渋滞になるのが恒例とのことです。

 コースの途中には、日本百名山でもある甲武信ヶ岳(甲斐、武蔵、信濃の3県に跨る山としてこうした名前が付けられているとのこと)の登山口もあり、多くの登山客も目にすることができます。

 奥深い山にある渓谷をじっくりと観察しながら歩くことができるこのコースの見どころはナメるように低い段差の滝がいくつも折り重なっている点だと思います。七ツ釜五段の滝、三重の滝、竜神の滝、母胎淵などはどれも綺麗なお釜と水量を兼ね備えていますので美しい水の風景を見るにはとっておきの場所と言っても過言ではありません。

 以前、そこが好きだった祖父に私は連れて行ってもらったのですがもうその時は70歳を悠に越えていたにも関わらず、周回して10kmのコースをなんなく歩いていました。しかも祖父はどこへいくにも革靴でしたので、水しぶきで滑りやすくなっている道をよく歩いたものだと、今になって感心してしまいます。

 周辺には上述にありますように、武田家ゆかりのお寺である恵林寺があったり、その近くには源泉かけ流しのはやぶさ温泉というとてもいい温泉もありますので、疲れた足をゆっくり休めるには最適かもしれません。またせっかく山梨に行くのであればランチにほうとうを食するのもいいかもしれません。

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